21弦の順序と音域
古筝は21本の弦があり、最も太く低い21弦から、最も細く高い1弦へと数えます。D調では21弦がD2、1弦がD6で、その間は五音音階(宮商角徴羽、つまり D-E-F♯-A-B)を繰り返し、4オクターブと1音になります。
低音域(21〜15弦)は弦が太く余韻も長いので判定しやすいです。高音域(5〜1弦)は減衰が早いため、数回弾いて安定した値を取ります。
古筝の調弦一覧
| 21 | 20 | 19 | 18 | 17 | 16 | 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| D調・21弦 | D2 | E2 | F♯2 | A2 | B2 | D3 | E3 | F♯3 | A3 | B3 | D4 | E4 | F♯4 | A4 | B4 | D5 | E5 | F♯5 | A5 | B5 | D6 |
| G調・21弦 | D2 | E2 | G2 | A2 | B2 | D3 | E3 | G3 | A3 | B3 | D4 | E4 | G4 | A4 | B4 | D5 | E5 | G5 | A5 | B5 | D6 |
| C調・21弦 | D2 | E2 | G2 | A2 | C3 | D3 | E3 | G3 | A3 | C4 | D4 | E4 | G4 | A4 | C5 | D5 | E5 | G5 | A5 | C6 | D6 |
調弦の順番とコツ
低音域から高音域へ順に合わせていきます。弦が多く張力も大きいため、1本を動かすと琴柱と響板が動き、の弦の音程もわずかに変わります。全体を合わせたら、もう一度最初から確認しましょう。
調弦レンチで弦軸をゆっくり回しながら弾きます。針が左なら低いので上げ、右なら高いので下げます。義甲で弾くと指より明瞭で、弾く位置は琴柱の右側で一定にします。
どうしても合わない弦は、琴柱がずれていないか、弦を挟んでいないかを確認してから張り替えを検討してください。
G調・C調への転調
古筝の転調は全体を移調するのではなく、琴柱を動かすことで行います。D調五音音階の3(mi)音、つまり4・9・14・19弦を、琴柱を前岳山側へ動かして半音上げると、その音がG調の主音(do)になり、G調になります。
さらにG調から、2・7・12・17弦の3音を同じく半音上げるとC調になります。
流派や曲目によって他の調弦を使うこともあります。先生や楽譜の指定に従ってください。