古琴定弦ガイド

よく使う5種の定弦を弦ごとの音名で示し、転調のしくみもまとめました。

7本の弦の数え方

古琴の7本の弦は、1弦(最も太く低い)から7弦(最も細く高い)へと数えます。一般的な正調では1〜7弦はおよそ C-D-F-G-A-C-D で、五音音階に2オクターブ上の音を加えたものです。

古琴の弦は絹弦またはナイロン鋼弦で張力が低いため、動かすときは静かに行います。弾く位置は岳山と琴徽の間、一徽に近いところで一定にすると音色が最も安定します。

定弦一覧

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正調(標準調弦)C2D2F2G2A2C3D3
緊五弦(第5弦を上げる調弦)C2D2F2G2B♭2C3D3
慢三弦(第3弦を下げる調弦)C2D2E2G2A2C3D3
慢宮調(G調)B1D2E2G2A2B2D3
清商調(E♭調)C2E♭2F2G2B♭2C3E♭3

転調の2つの規則

古琴の「調」は定弦法を指し、現代的な調性ではありません。転調の規則は2つだけです。

角を締めて宮にする——正調の角音(3、つまり5弦)を半音上げると新しい宮音(do)になり、緊五弦(蕤賓調)が得られます。

宮を緩めて角にする——正調の宮音(1、つまり3弦)を半音下げると新しい角音(mi)になり、慢三弦(慢角調)が得られます。

慢三弦からさらに1弦と6弦を緩めると慢宮調(G調)、緊五弦からさらに2弦と7弦を締めると清商調(変ホ調)になります。

切り替えたら再確認

定弦を切り替えたら、前の读数を使わず全弦を合わせ直してください。定弦ごとに目標の音高はまったく異なります。

古琴は音量が小さく減衰がゆっくりで判定しやすいですが、周囲の騒音が低音弦に影響します。静かな部屋で調弦し、2〜3秒音を伸ばしてください。